🧲 LTVとCACの上限の計算

顧客1人が通算でもたらす粗利(LTV)と、1人の獲得にかけてよい費用(CACの上限)を出します。いまの獲得コストが何倍で、何か月で回収できるかも。計算式つき・無料

1. 顧客1人あたりの数字

円
%
か月
倍
円/人
継続月数がわからないとき:解約率から出す
%
例: 月5%なら 1 ÷ 0.05 = 約20か月

平均継続月数 ≒ 1 ÷ 月次解約率 は、解約率が毎月一定と仮定した近似です【推定】。立ち上げ直後の解約が多いなど、実際の継続は時期で変わります。

「,」入りや全角数字でも計算します。客単価とCACは、税抜・税込をそろえて入れてください。

2. 結果

顧客1人の価値(LTV・粗利ベース)
144,000円
CACの上限(LTV ÷ 3)
48,000円
1人の月の粗利
6,000円
現在の倍率(LTV ÷ CAC)
4.8倍
回収月数(CAC ÷ 月の粗利)
5.0か月

3. 倍率ごとのCACの上限

同じLTVでも、何倍を目標にするかで1人にかけてよい獲得費用が変わります。

目標倍率CACの上限回収月数

回収月数 = CACの上限 ÷ 1人の月の粗利。倍率が低いほど上限は高くなりますが、回収に時間がかかり、途中で解約されると取り戻せない分が増えます。

4. 数字を読むときのポイント

5. 計算式と出典

1人の月の粗利 = 月額客単価 × 粗利率
LTV(顧客1人の価値)= 1人の月の粗利 × 平均継続月数
CACの上限 = LTV ÷ 目標倍率
現在の倍率 = LTV ÷ 実際のCAC / 回収月数 = 実際のCAC ÷ 1人の月の粗利
(補助)平均継続月数 ≒ 1 ÷ 月次解約率【推定】

LTVは「客単価 × 購入回数(継続期間)」に粗利率を掛ける、粗利ベースの簡易式です。割引率(お金の時間価値)や、既存顧客を維持する費用は差し引いていません。途中では丸めず、表示するときに金額は円未満を四捨五入、倍率と月数は小数第1位に四捨五入しています。

参考: 三井住友フィナンシャルグループ DX-link「LTV(顧客生涯価値)とは?注目の背景や計算方法、マーケティングへの活用法」(LTVの定義と、粗利率を掛ける式などビジネスモデル別の計算方法)、 David Skok「SaaS Metrics 2.0 – A Guide to Measuring and Improving What Matters」(英語。LTVをCACの3倍超、CACの回収を12か月未満とする目安=SaaS向けの経験則)。

注意事項

この計算は、入力した数字にもとづく一般的な計算の目安です。個別の投資・経営・広告出稿の助言ではありません。LTVは前提(継続月数・解約率・粗利率)の置き方で大きく変わるため、実績の数字で定期的に見直してください。